講座紹介

2020年のかいごの学舎 in 清瀬は、複数の講座から選択して受講することができます。(全体講座を除く)

講座内容も介護技術、認知症ケア、ACP、共生社会など、内容や対象が幅広くあることが特徴です。

また午前のみ・午後のみなどご都合に合わせて参加することも可能です。(受講料については1講座でも全講座でも一律となっています)

 

詳細は下記よりご覧ください。

 

※時間割・授業内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

1時間目(全体講座)

8:50~9:50

介護保険のこれからを学び、それに向き合う介護福祉従事者の心構えを知ろう

講師名:服部 万里子

服部メディカル研究所所長

かいごの学舎 in 清瀬2019 上野 千鶴子

【当日の参加者の方々へひと言】

学びは人生最高の楽しみだと思います。それを一人ではなく、仲間とできるなんて、素敵なことです。

「高齢期のキョウイク・キョウヨウ」と言われますが、読んで、見て、語り、考え、発見し、探求することは、かけがいのない喜びです。大いに意見を出し合い、楽しい時間を共有したいと思います。


2時間目(選択講座)

10:00~11:10

「人生会議」を支援していくために知っておくこと

講師名:中島 朋子

東久留米白十字 訪問看護ステーション 所長

かいごの学舎 in 清瀬2019 堀部三智子

【当日の参加者の方々へひと言】

アドバンスケアプランニング(ACP:人生会議)の研修が各地で盛んに行われていることと思います。実践現場での事例等を含めて、ACPの実際の進め方や課題などを共有しながら、療養者様がその人らしく暮らすためのサポートについて、参加者の皆さまと一緒に考えたいと思います。

 

障害があっても意思決定ができる地域づくり

講師名:曽根 直樹

日本社会事業大学 准教授

かいごの学舎 in 清瀬2019 吉川和徳

【当日の参加者の方々へひと言】

障害のある人の施設職員や通園施設での保育、グループホームの世話人、在宅サービスなどの直接支援の経験から、沢山のことを学びました。意思決定のベースには共生社会があることをお伝えできたらと思います。


アンガーマネジメント第2弾

どうしても収まらない怒りへの対処

講師名:堀部 三智子

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会シニアファシリテーター

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

超高齢者社会において、介護福祉職は今後、ますます必要とされます。昨今、「ついカッとなって、、」な事件も増えています。

人手不足、ダイバーシティと称される多様なバックグラウンドの方との協調、などストレスを感じる環境がなくなるわけではありませんが、そんな中でも感情的にならずに職務のパーフォーマンスを維持、向上させるスキルを身につけましょう!

 

【受講生へお願い】

アンガーマネジメントを受講するにあたり、事前アンケートにご協力ください。(外部のフォームへリンクしています)

https://ws.formzu.net/dist/S34355427/

 

ともに宙を見上げて心を動かす!

~病院がプラネタリウムの活動から~

講師名:高橋 真理子

一般社団法人 星つむぎの村 代表理事

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

広大な宇宙の存在と、自分自身との間につながりを見出し、星を見上げる視点を思い出すことが

できれば、一人ひとりはもっと心豊かに、そして世界はもっと美しくなれるはず。 目の前にある

人々の生き死にに向き合うみなさんにこそ、星の生と死につながる私たちいのち・・という大きな

視点をお伝えしたいな、と思っています。

 



3時間目(選択講座)

11:20~12:30

知っておかなければならない!

介護福祉の本当の意義

~介護の過去・現在・そして未来に向けて~

講師名:中島 紀恵子

北海道医療大学名誉教授/新潟県立看護大学名誉教授

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

30年を区切って1つの世代という。社会福祉士法及び介護福祉士法は1987年(S62年)に制定された。既に第2の世代が始まっている。それなら〈1987年-2017年)の第1の世代はどういう意味を持つのだろうか。私に与えられたテーマ「介護福祉の本当の意義~介護の過去・現在・未来」、正に時を得たテーマである。 改めてめて介護福祉とはなにか。今、介護福祉の専門性に求められていることはなにか。

そんなことを皆さんと語り合ってみたいと思う。

 

孤立死から見える見守りの視点

講師名:石見 良教

あんしんネット 遺品整理人・福祉整理人

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

超高齢社会がもたらす様々な課題のなかに、孤独死問題があります。介護や福祉の現場とも大きく関わり、問題解決に向けて誰もが考えなければ、さらなる広がりをみせます。 

私たちの最前の現場目線で、それらの実態を参加者にはお知らせして、今、何が求められているかを一緒に考えていきたいと思います。

 


介護の証 バージョンアップしたP.E.I.Pによる観察、確認視点

講師名:篠崎 良勝

城西国際大学 准教授

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

【P.E.I.P.】とは「ぺイプ」と読みます。P.はPersonality(個人的要素;きもち),EはEnvironment(環境的要素;まわり),IはIndependence(自立的要素;できること),PはPhysical(身体的要素;からだ・びょうき)の頭文字をとったものです。

そして、この【P.E.I.P.】は何かといえば、人が人を支援する際に実践している【観察】の4要素となります。

「言われてみれば、そうかも」と納得してもらえるように精一杯準備をして、皆さんに専門技能としての【観察】をお伝えしたいと思います。講義内容は事例をもとに支援計画を立てていきます。70分という短い時間ですので、誰もが知っている人を題材に進めていきたいと思います。講義内容はP.E.I.P.の説明→事例展開→長期目標・短期目標作成まで、となります。

どうかよろしくお願いいたします。

 

競うレク・競わないレク

講師名:尾渡 順子

認知症介護レクリエーション実践研究会

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

レクリエーションは、ご利用者の生活に彩りを加えるサプリメントです。

介護技術としてのレクリエーションを学んでみませんか?

 



4時間目(全体講座)

13:15~14:15

若年性認知症当事者のお話を聞こう

講師名:丹野 智文

当事者

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【プロフィール】

ネッツトヨタ仙台で営業職をしていた39歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。診断後も営業職から事務職へ変更し、働き続けています。2015年から認知症の人が不安を持った認知症当事者の相談を受ける「おれんじドア」を仙台市内で開催2019年には「一般社団法人認知症当事者ネットワークみやぎ」を立ち上げ当事者が活躍できる事を応援する活動を行っています。

講師名:来島 みのり

東京都多摩若年性認知症総合支援センター

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

認知症になっても丹野智文さんのように元気に活躍している人が増えてきています。認知症になっても働き続けている人、再就職する人もいます。一方、例え認知症になっても生き生きと自分らしく活躍できる社会環境が整っているとは言い難い現状もあります。丹野智文さんのお話を聞くことで、一人一人が他人事ではなく自分事として何ができるのか、考えるきっかけとなれば幸いです。

 



5時間目(選択講座)

14:25~15:35

認知症の不穏、不安を軽減するための介護技術

講師名:田中 義行

大起エンゼルヘルプ

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

現在様々な「認知症ケア」が溢れています。それぞれの良いとこ取りできれば素晴らしいのですが、実際にはそれは不可能と言われています。なぜならそれぞれの「認知症ケア」は基本の原理・考え方が違うため、良いとこ取りしようと深く追及すると論理的に破綻しやすいからです。実際に介助を行うときも余計に不安や不穏を介助者が煽る結果になることもよく見かけます。この講義では、どの認知症ケアでもズレがない基本的な部分を確認してから、少しでも不安や不穏をあおらない支援の仕方をお伝えできればと思います。

 

 

「HSP もっと楽に生きるために」

講師名:植田 宏樹

秋川病院 院長

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

あなたはちょっとしたミスや、人に言われたことがすごく気になって落ち込んだり、他人の出来事をまるで自分のことのように感じたり、光や音、匂いに対してとても敏感だったりしませんか?それはHSP(Highly Sensitive Person)だからかもしれません。HSPとは‟ ひといちばい繊細な人 ”という意味で、病気ではなく、生まれもった気質を表す言葉です。それゆえにストレスが多くて疲れやすく、何となく生きづらさを感じている人がいるかもしれません。しかし、そのようなHSPの特性をマイナスとして捉えるのではなく、堅実で気配り上手、共感性が高くて人の気持ちに寄り添えるといったプラス面から考えれば、HSPの人は素晴らしい能力の持ち主であるといえるのではないでしょうか。

 HSPの特性と向き合って上手く生かすことができれば、より自分らしく、楽に生きることができるかもしれません。今回はそんなHSPの特性と、その能力を生かすためのヒントについてお話ししたいと思います。


ご利用者、人材の安定のために他者の評価で事業所をアピール

講師名:米田 太郎

株式会社 FIRST STEP

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

福祉の仕事は、人に元気と勇気、泣いても、愚痴ってもいい、なにもしなくてもいい場所をみんなにプレゼントできるすてきな仕事だと思います。今日は第三者評価の視点から、福祉の仕事の素晴らしさをみなさんと考えられたらと思います。

 

 

男は度胸・女は愛嬌・女形は最強

パート2

講師名:鹿野 正治

デイサービスセンター善 相談員

かいごの学舎 in 清瀬2019 大和祥吾

【当日の参加者の方々へひと言】

2度目の登壇となります。自分の生き様や東大震災での経験・思いなど、皆様にお伝えできたらと思います。かいごの学び舎で出愛える方々にワクワク、そして感謝。

人生を!そして、今のこの瞬間を大切に。

笑顔の花を咲かせましょう。



6時間目(全体講座)

15:45~16:35

身体拘束ゼロの視点から職業倫理を考える

講師名:田中 とも江

社会福祉法人こうほうえん ケアホーム西大井 こうほうえん 施設長

かいごの学舎 in 清瀬2019 和田行男

【プロフィール】

1984年上川病院勤務、総婦長在職中の1986年より縛らない看護に取り組む。

以降、現在までの30年間「看護師の前に血の通った人間であれ」をモットーに多くの介護施設で指導を行う。1998年10月の「抑制廃止福岡宣言」や、1999年6月の「九州宣言」のきっかけを作る。2009年より社会福祉法人こうほうえんケアホーム西大井こうほうえん施設長。NPOシルバー総合研究所理事日本ユマニチュード学会理事・ユマニチュード認定インストラクター

 

 

【当日の参加者の方々へひと言】

抑制しない工夫、抑制にいたらないケアを!


HR(全体講座)

16:40~17:40

統合失調症がやってくる

講師名:松本ハウス

かいごの学舎 in 清瀬2019 上野 千鶴子

【実行委員より】

すべての授業が終わった後ですが、今回は笑いあり、真剣な話ありのHRです。

当日は松本ハウスさんのお笑いを絡めながらも「統合失調症がやってきた」という講演タイトルで当事者のお話をメインに講演をお願いしています。

ぜひ、お楽しみ下さい。

 

全体の時間割はこちらからご覧ください。

かいごの学舎 in 清瀬 2019 時間割